特定非営利活動法人 肺がんCT検診認定機構
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施設認定に関するよくあるご質問

■ 施設認定に関するよくあるご質問

Q1. CT検診責任者について認定医師など必須条件はありますか?

A1. CT検診責任者は、認定医師・技師以外でも構いません。各施設においてCT検診を実施する組織で、最終的な責務を負う方を指します。

Q2. 市の医師会より委託され、肺がん検診のためのCT撮像を行っています。検診の実施者は市の医師会ですが、CTはすべて当院で施行しています。この場合でも施設認定を受けることは可能ですか?

A2. 常勤の認定技師が在籍、かつ二重読影をすることを前提として、貴院所属の認定医師(非常勤でも構いません)が最終判定者であれば、施設認定を受けることは可能です。

Q3. 当機関は5ヶ所にまたがって運営しています。認定医は1ヶ所にしかおりません。認定技師がいる施設も2ヶ所ありますが、すべて別々です。画像サーバーは1つでオンラインで繋がっており、読影医は何処の画像も読影可能です。その場合、認定技師の居る施設であれば施設認定を受けることはできますか?

A3. 「各施設に、撮影の責任者として常勤の認定技師が1名以上在籍していること」、「認定技師が所属する施設の全ての症例の最終判定を認定医師(非常勤でも構いません)が行っていること」の2点が確認できる場合は、申請が可能です。

Q4. 当センターは、認定技師はおりますが、常勤の認定医師がいません。肺がんCT検診は、大学病院の放射線科と市の医師会の認定医師の先生に読影を依頼しています。施設認定を受けることはできますか?

A4. 最終判定をする認定医師が、貴院の所属(非常勤でも構いません)であれば、申請が可能です。

Q5. 当施設には複数の認定医師がおりますが、通常CT検診業務に携わっているのは1名のみです。認定医師を全員登録する必要はありますか?

A5. 認定医師は1名以上が求められております。複数名が在籍されている場合は、必ずしも全員を登録する必要はありません。貴施設のご事情でご判断ください。

Q6. 当院では認定医師1名、認定技師1名がおり、年間3500件の肺ドックCT検診を行っています。一次読影は認定技師がすべて行っていますが、二次読影は基本は遠隔読影に依頼しており、診断を急ぐ場合などに認定医師に読影を依頼しています。遠隔読影医師は認定医師ではありませんが、施設認定を受けることはできますか?

A6. 貴施設の最終判定を認定医師が行っていることが条件になりますので、申請はできません。

Q7. 認定に必要なCT検診の実績は年間何件ですか?

A7. 認定に必要な検診の実績は「50件/年」です。

Q8. CT検診の実績は低線量に限りますか?

A8. 実績としてカウントできるのは、低線量で撮影されたものだけです。

Q9. 呼吸器疾患をもつ通院中の患者様などにおいて、肺癌だけではなくCOPDや間質性肺炎の進行なども含めたスクリーニング的に通常線量のCTは行っています。その実績もCT検診の実績として認められますか?

A9. 実績としてカウントできるのは、低線量で撮影されたものだけです。通常線量で、患者としてCT検査の診療報酬を請求された場合は実績として認められません。

Q10. 定期点検実施表は、メーカが提供するPDFをそのままアップロードすればいいですか?

A10. 全ページをアップロードする必要はありません。
「昨年度、専門業者が定期点検を実施していること」、「その実施内容を確認した使用者側のサイン」の2点が分かる資料であれば構いません。

Q11. 「受診者へのインフォームドコンセント」欄について、当施設では造影剤を用いない放射線検査(被ばく以外に侵襲のないもの)については書面での同意を得ておりません(説明書は準備しております)。施設認定に当たり「同意書」は必須ですか?

A11. 「同意書」は必要です。本邦における肺がんCT検診による死亡率減少効果は科学的に証明には至っていません。説明のための文書は使用されているとのことですので、施設内で同意書について検討いただき、サンプルを提出してください。

Q12. 「要精検者への説明文書」欄について、現在は、CT検査予約時の説明書の中で「要精検となった場合」についても触れており、検査後は、要精検者に直接電話連絡してその後の方針につきご相談している状況です。(精検受診率を高めるため、電話で受診勧奨し外来予約を行っています)単独での「要精検者への説明文書」を用意していない場合、申請に当たって新たに作成する必要がありますか?

A12. 新たに作成する必要はありません。申請時には、説明書の内、「要精検者への説明」に当たる部分をマーキングしていただき、サンプルを提出してください。

Q13. 「要精検率」「精検結果判明率」「発見肺癌数」「切除結果判明率」「T期肺癌数」「肺癌疑い濃厚かつ診断未確定例」などの入力項目はすべて昨年度のものでしょうか。あるいはこれまでの通算実績を入力するのでしょうか。

A13. 昨年度のものをご入力ください。

Q14. 当院では冠動脈石灰化があると、放射線科医と循環器科医との話し合いで要精検にすることになっています。要精検率は冠動脈石灰化を含めると高くなります。そこで冠動脈石灰化を含めるのか、含めないかどちらが良いですか?

A14. 冠動脈石灰化を含めた場合の要精検率を記入し、備考欄に冠動脈石灰化を含めない場合の要精検率を追記してください。

Q15. 「カンファレンス開催履歴」欄について、現時点、当施設では検診症例の検討は別の呼吸器カンファレンスで兼ねており、検診症例単独でのカンファレンスを設けておりません。すぐにでも肺がんCT検診カンファレンスを実施する計画はしておりますが、これから体制を整える場合、1回でも開催実績があれば申請可能でしょうか?

A15. 単独でカンファレンスを開催する必要はありません。既存の呼吸器カンファレンスの中で、CT検診症例が検討されている事実がわかるサンプルを提出してください。なお、カンファレンスの被検者リストなどを提出する際に個人情報が漏えいせぬよう注意してください。

Q16. 施設コードが分かりません。どこで調べたらいいですか?

A16. 施設(医療機関)コードは、貴施設で診療報酬を担当している担当課(例えば医事課など)の方が把握されておられます。施設(医療機関)コードは9桁で、都道府県コードが2桁、医療機関コードが7桁となります。

Q17. 近々CT装置の更新を予定しています。定期点検実施表など必要書類が揃っていれば、新装置導入直後でも認定は受けられるのでしょうか?

A17. 更新前の施設実績データはすべて有効です。CT装置を更新することで必要となるデータ、たとえば、保守契約やその実施データ、および標準的な受診者画像等が揃った時点で申請は可能です。

Q18. インフォームドコンセントをどのように取ったらよいか、アドバイスをお願いします。

A18. 施設認定の登録サイトに「受診者へのインフォームドコンセント 」「要精検者への説明文書 」のサンプルファイルがダウンロードできるようになっています。しかし、登録作業を進めていかないとサンプル画面までたどり着きませんので、下記のリンクを貼りました。
受診者へのインフォームドコンセント
要精検者への説明文書

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